検査の精度(陽性的中率)の計算
感度・特異度・有病率から、陽性的中率(PPV)と陰性的中率(NPV)をベイズの定理で計算。1万人での内訳表つきで、検査が陽性でも病気とは限らない理由が直感的にわかります。
入力
検査の感度・特異度と、対象集団の有病率(事前確率)を入力すると、検査結果が当たっている確率(的中率)をベイズの定理で求めます。
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計算結果
陽性的中率(PPV)
15.4%
検査が陽性だった人のうち、本当に病気である確率です。
陰性的中率(NPV)
99.9 %
偽陽性率(1−特異度)
5.0 %
偽陰性率(1−感度)
10.0 %
10,000人で検査した場合の内訳
| 検査陽性 | 検査陰性 | 合計 | |
|---|---|---|---|
| 病気あり | 90 真陽性 | 10 偽陰性 | 100 |
| 病気なし | 495 偽陽性 | 9,405 真陰性 | 9,900 |
| 合計 | 585 | 9,415 | 10,000 |
陽性的中率は「真陽性 ÷ 陽性合計」、陰性的中率は「真陰性 ÷ 陰性合計」に一致します。
計算方法・使い方
- 検査の感度(病気の人を正しく陽性と判定する割合)、特異度(健康な人を正しく陰性と判定する割合)、有病率(対象集団で実際に病気の人の割合)の3つを入力すると、検査結果の信頼度を計算します。
- 陽性的中率(PPV)はベイズの定理により PPV=感度×有病率 ÷(感度×有病率 +(1−特異度)×(1−有病率)) で求めます。検査で陽性だった人が本当に病気である確率を表します。
- 陰性的中率(NPV)は NPV=特異度×(1−有病率) ÷(特異度×(1−有病率) +(1−感度)×有病率) で求めます。検査で陰性だった人が本当に健康である確率です。あわせて偽陽性率(1−特異度)と偽陰性率(1−感度)も表示します。
- 有病率が低い集団では、感度・特異度が高い検査でも陽性的中率が大きく下がります。これは「陽性でも病気とは限らない」現象の理由で、1万人あたりの真陽性・偽陽性・偽陰性・真陰性の内訳表で直感的に確認できます。
- 本ツールは入力値どおりの確率モデルに基づく計算であり、実際の感度・特異度は検査方法・基準・対象集団によって変わります。検査の事前確率(有病率)の設定が結果を大きく左右する点にご注意ください。
- 本ツールは一般的な推定式による目安であり、診断・医療行為ではありません。健康上の判断は必ず医師にご相談ください。
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